立川市クリーンセンター「たちむにぃ」2024年度 ―たちむにぃサークルをつくる! みんなに愛されるクリーンセンターを目指して―

2024年度は、これまでの連携で培われた「たちむにぃ」のブランドや活動を基盤に、施設を訪れる市民の体験をさらに豊かにすることを目的にイベントに取り組みました。学生は、「たちむにぃフェスタ(2024年度から名称変更)」に参加。イベントの企画・運営・広報に加え、敷地内の緩衝帯に設置されるサインのデザインにも関わり、体験と空間の両面から施設の価値を高めるデザインを実践しました。ロゴや既存の表現と整合性を保ちながら、利用者の行動を支え、日常的に施設と関われる環境づくりを進めた点が本年度の特徴です。

プロジェクトの背景

立川市クリーンセンター「たちむにぃ」は、稼働開始以降、市民に親しまれる施設としての機能を段階的に拡充してきました。2024年度は、施設運営が安定する中で、イベントなどの一時的な取り組みに加え、敷地全体を通じた分かりやすさや安全性、景観への配慮がより重要な課題となりました。特に、緩衝帯の整備が進む中で、来訪者に対する情報提供や誘導の在り方が問われ、デザインの視点から空間を支える取り組みが求められました。

イベントにおける体験デザイン

イベントでは、来場者が楽しみながら環境や施設の役割を理解できる体験型プログラムを企画・実施しました。学生は、会場構成や掲示物、配布物のデザイン、運営動線の検討などに関わり、参加者の行動や視点を意識したデザインを行いました。2022年度に制作されたロゴのトーンや世界観を継承することで、「たちむにぃ」らしい親しみやすさを保ちつつ、イベント全体に統一感を持たせています。デザインが体験の質を左右する要素として機能した点が、教育成果としても大きな意味を持ちました。

「たちむにぃフェスタ」でのワークショップ
子どもを対象とした様々なワークショップを実施

緩衝帯サインデザイン

緩衝帯では、来訪者が迷わず安全に行動できることを目的に、案内や注意喚起を担うサインデザインの検討を行いました。文字情報だけでなく、色や形、配置によって直感的に伝わる表現を重視し、施設の景観と調和するデザインを目指しました。学生は、実際の設置環境を踏まえながら検討を重ね、「たちむにぃ」全体の世界観を損なわないサイン計画を提案・制作しました。空間に長く定着するデザインに関わった点は、これまでの年度にはない新たな成果です。

緩衝帯のサインデザイン
緩衝帯に設置されたサイン
[実施期間]2024年度
[実施場所]立川市クリーンセンター「たちむにぃ」
[参加人数]明星大学デザイン学部 学生●●名(4チーム)
[学内参画部署]明星大学デザイン学部
[連携先]立川市役所、立川市クリーンセンター
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